メーカーの不幸は、女の幸せ
クリスマス・コフレで毎年繰り広げられる悲劇と幸せ。
突然だが"ポーチフリーク"ってご存知だろうか?
実はこれ、化粧品メーカーがときどき限定で発売するポーチ付きの"トライアルセット"を、片っ端から買い漁る人々のことを指すのだが、彼女たちにとって、中身の化粧品をトライすることが重要なのか、あるいは一緒に付いてくる可愛いポーチが単に欲しいだけなのか、それはわからない。
しかし、各社がポーチのデザインや豪華さをどんどんエスカレートさせてきたことをみれば、やはり純粋なポーチ狙いはある数いるのだろう。
そして各社一斉に限定ものを作り、年に一度のポーチバトルを繰り広げるのが、クリスマス時期なのだ。
なかにはポーチを避け、ジュエリーや小物とのセットで趣向を凝らすメーカーもあるが、実際このコフレ(キットもの)、お買い得なのか否か?
結論から言うならば、メーカーには申しわけないほどにお得。
そもそもこの手のものは、"新規顧客獲得"が目的。
採算をほとんど度外視したうえで、ほかに見劣りしないポーチやジュエリーを付けちゃうらしい。
なのにくだんのポーチフリークや中身のお得度を見逃さないヘビーユーザーがこれを買い漁り、たちまち売り切れ。
メーカーには痛し痒しの構造がある。
しかしメーカーの悲劇は、ユーザーの幸せ。
クリスマス・コフレはまちがいなく"買い"なのです。
ともかくも、こういうメーカーの事情を知ると、女は何にも換えがたいほどの喜びを感じてしまう。
よーく考えれば、多くても2000円ほどのお得。
でも、宝クジの3等に当たったくらいの幸せは、平気で感じられてしまう。
おそらくはそれが、メーカーの狙いなのです。
ウチの化粧品を買って、女性たちがそこまで幸せになるのなら、ひと肌脱ぎましょうというわけだ。
そこに生まれる、メーカーへのサンキュー精神で"キレイ"が、いや増すという図式・・・。
コフレ買いの行列ばかりは、男には永遠に理解できないはずです。
多分、ほくろ レーザー 治療へ行く女性の心理よりも理解しがたいかもしれません。